【完】不良な君の甘い蜜

三月から九ヶ月ぶりに帰って来たけど、うちは相変わらず。



「超家庭的だなあ、八重ん家。お母さんもいい人だし、なんか安心したわ。」



ミツはお母さんの焼いたチーズケーキをリスのように頬張りながら笑う。



「よかったね。うちの両親が普通じゃなくて。」



「んおー?ん!八重に似とって可愛くて、人柄が笑顔に出とる。」



満面の笑みを浮かべるミツに、私は思わず赤面。



だって…今のって、私のこと可愛いって言ってくれたって捉らえても、いいんだもんね?