「ねえもしかして、文化祭でパンツの言い合いしてた子達とバンドした子だよね!?ゆうちゃんのクラス有名人おおーい!」



「サト!頼むからこいつらの前でゆうちゃんって呼ばないでくれ。ネタにされるから…。」



サト、と呼ばれた、噂だと三年のこの先輩が私達を見て更にテンションが上がると、こさっぴーはそれと反比例でテンションが下がった。



「ぶはは!女子生徒との禁断は潔白やったけど、代わりにクラスでネタになるばい!」



「ホントに!やっばあー!ごめんねこさっぴー。こうなったらミツは止まらんです…ふふっ!」



こうなったら止まらないのはしんしんも一緒だろ。



なんかこさっぴー、不敏だな。