【完】不良な君の甘い蜜

「いってぇ!…花垣、お前なあ!俺がじいさん先生だったらどうすんだ馬鹿!」



「だってこさっぴー歩くの早いんだもん!馬鹿って言う方が馬鹿なんだからねっ!」



二人して廊下に転んでいる私達は相当目立ってるよ。



「…で?何か用があって呼び止めたんだろ?何だ?」



不機嫌そうであるが優しいこさっぴーの言葉。なんだかホントは悩みがないのに心が痛むなあ。



「実は…恋の相談的な?こさっぴー口が堅そうだから。」



ちょ!我ながらナイスな演技だよ今の!?



なんて心の中で喜びながら得意の上目遣い。潤目メイクで引いたピンクのくの字囲みが役に立ったよ。