【完】不良な君の甘い蜜




「…き、花垣、はながーき!そんなに俺の顔が面白いか!?俺の顔より数式を見て欲しいんだが?」



「ひっ…ひゃい!」



さっきの昼休みから6時間目の授業。



しかもよりによってこさっぴーの数学とか、集中出来るもんか!



私はさっきからこさっぴーの観察に徹してたわけで



暗めの茶髪にすっと細い一重瞼。鼻も細長くて、手足は長い。例えるならほら、俳優で元総理のあの人の息子に似てる。…名前出て来ないけど。



とにかく、若いばかりか見た目もまあまあなわけで、今まで考えたこともなかったけど、女子生徒受けも良さそうだ。



だけど、あのカタブツが女子生徒に手を出すとも思えないよ。