二人の作った料理は凝ったものとかじゃないけど、凄く美味しくて



それはきっと二人の愛情が詰まってるからで



「うあーん!おいしぃよぉ!」



感動の涙が止まらない私に三人は困ったように笑っている。



「ミツ、さてはやっぷーにお酒ば飲ませたやろ?」



「飲ませとらんわ!」



元々の目的はミツを見返すことだったけど、その目的は果たせなさそうだけど



それでも、皆とこうやって幸せに過ごせるから満足だ。



16回目の誕生日は、私にとって特別な日になった。