「あんたはあれだろ!?私を玩具にしたいだけでしょう!?」



「良く分かったやん!大正解!八重、俺の所有物決定な!」



奴は語尾にハートマークがつきそうなくらいのテンション。



「八重、おめでとーう。もう目的達成やん。」



「おめでたいことあるかい!」



しんしんが笑顔で言うのをおもいっきり背中を押して反撃した。



私がしたかったのは、爽やかに笑うミツ王子を惚れさせて、フるってこと!



こんなドスケベヤンキーなうえ我が儘ぷー、断っても傷付くどころか付き纏われるのがオチじゃん!



目にもの見せるどころか…もう!東京帰りたいよー!お母さーん助けてー!