【完】不良な君の甘い蜜

しんしんとまーやんの料理の香りが部屋に漂う。



私の髪の毛もミツのおかげで完成し、超いい感じだ。



「わーありがとー!」



「ん。我ながらいい感じやね。」



鏡越しにご満悦のミツと目が合いなんだか少し胸がキュンとしまる感覚。



「八重…誕生日おめでとう。」



ミツは私を自分の方にずいっと寄せる。



至近距離のミツ。長い睫毛はなんだか日本人にしては色素が薄くてかわいらしい。



ぼやっと考えているうちに、ミツの手が首に回る。



そして、ちゃりんと微かに金属のぶつかる音がしてミツの綺麗な顔が離れた。