私達が席につくとミツがこさっぴーの話も聞かずにニコニコしながら振り返る。



「しんしんから聞いたんやけど誕生日一緒らしいなー!」



「ミツも聞いた?偶然って凄いよね!ビックリだよぉ。」



今日のミツはなんだか可愛いスイッチが入っているらしく目がいつにも増してくりーんとしてる。



「俺、八重にいい誕プレ考えとかなきゃやな!ふふっ。」



「じゃあ私も絶対喜んでもらえるように頑張るね!」



ってあれ?なんだ?このラブラブカップルみたいな会話は。



違う違う違う違う。こんなの私とミツじゃない。