【完】不良な君の甘い蜜

ミツは人混みの中を颯爽と歩いてやって来る。



その凛とした姿は、入学式に遅刻して来た日と全く変わらないミツの姿だった。



『それじゃあ日比谷国満君、告白したい相手のなま「花垣八重!おるやろ?」



生徒会役員が最後まで言葉を言う前にミツはマイクを奪い取り、私の名前を呼んだ。



「ほらやっぷー!」



「え、や、まっ!」



私は恥ずかしくて立てないでいたけれど、まーやんに無理矢理立たされた。



私はステージ上にいるミツと見つめ合う。



ミツは真っ直ぐに私を見据えると強い眼差しのまま叫んだ。



「やぇぇぇい!今までもこれからも、お前んパンツは見れるんは俺だけやあっ!」



……なんじぃやそりゃあああ!