【完】不良な君の甘い蜜

私だって今日だけで二人告白されたけど、ちゃんと断ったもん。



でもミツは私のことをちゃんと好きとか分からないし…



よくよく考えたら『特別』とは言われたことはあるけど『好き』とは言われたことない。



もし、告白した子の中にミツの『好き』になれる子がいたとしたら私はあえなく用済みになる。



「はあ…私ってなにしにこっちに帰って来たんだっけ。」



一回酷いフラれ方をした相手にまた惚れるなんて馬鹿だな。



衣装から制服に戻った私は、ブレザーの袖のボタンを弄りながら一人で体育館に向かった。