【完】不良な君の甘い蜜

「あんたとは初対面!」



私は奴に向かいおもいっきり言い放つ。



「はあ?八重、なんば…」



すかさず真実を言おうとするしんしんの脛にローキックをお見舞いする。



「うわー、今のは痛かやろう。」



蹴られてうずくまるしんしんを見て、まーやんはケラケラと笑い出した。



「笑い事じゃなかて!もう、若か女子の気持ちは分からん!」



泣き言を言うしんしん。ふん!男のくせにマッチ棒みたいな細長い脚してるからそんなに痛いんだ。