「…………あ。」
その振り返った先に、まーやんと入れ代わりに来たのか、ミツが立っていた。
白いTシャツにハーフパンツ、ビーサンのミツは、無表情のまま私の隣に座った。
夜の海には沈黙が流れ、波の音が心地良く響き、潮風の香りがつんと鼻を掠める。
「………ゴメン。」
そんな潮風に乗って、ミツの謝罪が私の耳に流れた。
「別に、ミツは何も悪いことしてないよ…あ、やっぱり、スケベなことしたのはムカつく。」
珍しく目も合わせてこないミツに私も真っ直ぐ目線を合わせることが出来なくて、砂浜に見たまま言った。
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