【完】不良な君の甘い蜜

「ありがとぉ…おいひぃ。」



まーやんから受け取ったおむすびは、適度な塩加減で、なんだか心に染みた。



「やっぷー、ついに夏恋?」



「むごっ!げっほげほ!」



まーやんの短い、だけどもストレートな言葉に思わずむせる。



「そっかぁ、ついに、自分の気持ちに気付いたんやね。」



「べっ…別に!私はミツのことなんか!」



私が慌てて否定すると、まーやんはケラケラと笑い出した。



「この期に及んで…!はははははは!」



私の気持ちは全部お見通しのまーやん。なんか気に入らない。



…なにも、そんなに笑わなくてもいいじゃん。