【完】不良な君の甘い蜜

「なんだよ…ばかぁ。」



っていうか、何拗ねてるの私。別にミツなんかどうでもいいし。



でも、せっかく可愛い水着を買ったばかりなのに、それに関しては触れてくれないし、しかも可愛い女の方にホイホイ行っちゃうし。



私は不機嫌が治まらないまま、波に流されるままぷかぷか浮かび続ける。



そんな軽やかな浮輪の後ろが急に引っ張られ、波に逆らう形になった。



「なーに一人で遊んでんのやーあえっ!」



「別に私の勝手でしょ?それより売り子の女の子はどうだったの?その娘と遊べば?」



あーもー、可愛くない私。