【完】不良な君の甘い蜜

やっと下山した頃にはくったくたである。



私達に設けられた時間は1時間。



そんな時間でこの疲れが回復するもんか!とツッコミたくなった衝動を抑え、ミツの見つけた穴場スポットへ向かう。



そこは施設の裏側の一見物陰で暗い場所。



けれど、物陰に隠れた下り坂を少しだけ降下すると、草原の広がった優しい風景のある場所である。



「ミツにしてはいい場所見つけたやっかあ!」



「いでっ!このガサツまーやん!アイス落ちるやん!」



私達はホントは買い物禁止なんだけど、こっそり売店で買ったソフトクリームを片手に草原の坂に座った。