12月31日。

この日は朝からバイトだった。

「むっちゃん、頑張るなあ」

すっかり休みモードの光さんは眠い目を擦りながらあたしを見つめる。

「うん、結構楽しいよ」

あんな魅力的な人達がいるなら、あんな職場で働くのもいいなあって思った。

もし、働くならあんな職場がいい…



みんながキラキラ輝いてるって滅多にない事だけど、そこにはそれがある。



お店もそんな風にしたい…

ってあたしはまだ正式に働いていないし、何にも言えないけど。