何度もこの空間から逃げ出したいと思いました。

だけど、旦那も一人では両親を見れないこともわかっていました。

旦那のことは嫌いじゃないのに、逃げ出すことは出来ませんでした。

昔は、旦那の両親にも沢山お世話になっていましたから。恩を忘れる訳にはいきませんでした。

旦那のことも嫌いになればいっそう楽なのかもしれないと考えることもありました。

義理母はきっと、お父さんと旦那がいてくれているから、嫁なんて居なくてもいいと思われていると思っていました。

被害妄想ではなく、毎日同じ家に住んでいたら、嫌でも感じとってしまったからです。

旦那は私をいつも必要としていました。

私も旦那の存在は必要でした。

最後まで、両親を見ていくと、旦那は決めていました。
勿論、私を取って欲しいなんて、酷い問い掛けはすることもありませんでした。
一緒にいる為には、この過酷な日々を乗り越えるしかありませんでした。

何で、私はこんなに気持ちがねじれていったのか?
実は自分が嫌な人間なんだろうか。。

涙が止まらない日々でした。