「あのさ、こいつ、俺のなんだけど・・・・・・」 クラスの女子の後押しもあって、俺は美奈子にべたべたするまあさに声をかけた。 「はぁ? 俺? まだ、役になりきってるとか? 仕事とプライベートも一緒なんて・・・・・・ひくよねぇ? 翔も!」 さんざん、軽蔑の目つきを俺に向けていたのに、美奈子に向くときは別人。 すげぇ。 役者だ。 「あ、う。でもっ」 美奈子は、俺がきたことでほっとしたのもつかの間。 まあさの押しに、負けそうだった。 _