かひなく立たむ 名こそ惜しけれ 周防内侍(67番) うららかな日和で 思わず舟をこぐ なんて気持がいいんだろう 授業中の居眠り 「腕枕してやろうか?」 あいつが身をのりだして こっそりささやいてきた 誰のせいだと思ってるの?! と言ってやりたかったけど でも もういいよ だって今、ものすごく気持がいいんだもん 恥ずかしいから はやくあっちむいてよ 赤くなってるのが バレるから そんなわたしの反撃も むなしく夢の世界へと 吸いこまれていく