この際マサさんに、はっきり言って置きたかった。


大きく息を吸い。


頑張って話そう。


「マサさんいつもありがとう。マサの気持ちは嬉しいけど、マサさんは私にとってお兄さんみたいな人。」


そのままでいいから、もう少し聞いて下さい。


「私が好きなのは喧嘩ぱやくて、アホで、嫉妬深くて独占欲が強い、俺様で女タラシの極道の朝田銀平。なんでこんなバカを、好きになったんだろと思う。」



自分て言って笑えた。



朝田銀平は最低な男。



でも、好きでたまらない。


銀ちゃんの事になると、私は自分を押さえる事が出来ないし。


分かんないけど、無茶苦茶に好きなんだと思う。


マサさんがどんなに思ってくれても、その気持ちは私には届かない。


マサさんはマサさんの運命の人に出会ってほしいです。


強くそれを伝えたいと思った。