純ちゃんは本当に可愛いくて、素敵な女性。


心が純粋で、気持ちが真っ直ぐ。


「純ちゃんが私の事お姉さんみたいと言ったけど、純ちゃんの方がよっほど大人だった。大好きな人の腕の中で深い眠りにつけて、幸せだったと思う。」


本当に良かったね。


「純は俺の腕に抱かれ、何度もありがとうを繰り返してた。マサ兄に会えて良かった、マサ兄の幸せ願ってるからと、俺は純に何もしてやれなかったのに。」


違うよ、違うんだよ、マサさん。


純ちゃんの人生は短かったけど、マサさんといたその時間は、本当に幸せだったと思う。


「マサいい加減しろ、純の気持ちを無駄にするな。
純は確かにおまえが好きだった。おまえの事は兄としても大好きだったんだ。」


そうだよ、マサさん。


自分を責めないで。


「小さい子供が大きくなったら、お父さんと結婚したいみたいな感じと、同じかも知れない。マサは自分を責める必要はねぇんだよ。」


銀ちゃんはたまに良いことを言うね。


マサさんは純ちゃんの気持ちをしっかり受け止めあげて。


マサさんが買ってくれた白いワンピースを着た純ちゃんは、本当に綺麗。


私には似合わないといいながら、そのワンピースも何度も着ていたと言う純ちゃん。


まるでウエディングドレスみたいな、真っ白なレースのワンピースが本当に似合っていた。