―ああ、そうだぜ、陽日。

お前のことを分かってやれるのは、オレだけだ。

オレとお前は『同じ』。

お前の喜びは、オレの喜び。

お前の怒りは、オレの怒り。

全ての感情・記憶を共有するオレだから、お前を守っていられるんだ。

ありとあらゆるモノから、お前を守ってやるよ。

だからオレを消そうなんて、無駄なことは考えるなよ?

そんなことしたら、お前は絶対生きていけないんだからな。

オレと共に生きてくれんなら、お前の身も心も守り続けてやるぜ?

なあ、兄貴?