とは言った物の、実際僕はフォークダンスでも女の子の手を握ったことがなかった。 手をつないでいるようにみせつつも体が一切触れ合わないように配慮して踊らされた。 「まあ、いつか合コン開いてあげますよ。女の子の扱いに慣れておかないと」 「うん……」 「じゃあオレはこれから友達と会うんで失礼します」 シバケンはそう言うと席を立った。 僕はレジでバナナシェイクを追加注文して、一人で飲むことにした。 なんとなく、虚しい気分だった。