社長のご指名

だからいつも笑顔でいれるの?





「ごめんな。でも、大好きだよ。」

「……ゃ、……いや。」


「章菜?」





だって―――…だって………





「こんなに誰かを好きなったの初めてなんだものっ。一緒にいたいの…修一の残りの人生、私にちょうだい?」


「章菜…わかってよ。俺、今より死にたくなくなる。章菜だって、忘れられなくなるんだ。」





それでもいい―――…





私は“今”を生きてるの。





“未来”の事なんて考えられない。





「好き、好き……大好き…。」


「困ったな……。そんな可愛い事言われちゃ断れなくなるだろ?」


「修、一…?」





眉を下げ、苦笑する修一。





「本当に俺でいいの?後悔しない?」




後悔なんてするわけがない。





「修一がいいの。修一じゃなきゃダメなの。」


「ありがとう。残りの人生、2人で沢山笑って沢山楽しもうな。」