ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 休日
    • 遊園地
    • 頭ぽんぽん

    「んー!無理無理!絶対乗らないんだからー!」

    なんでこんな遊園地のど真ん中で叫んでいるのかと言うと

    「大丈夫、昼間より待ち時間短いし、すぐ終わるし?」

    「そういう問題じゃない!」

    無論私の大の苦手なジェットコースターに乗せられそうになっているのである。普段は大人しいやつなのに今となっては深夜テンションでキャラが豹変している。

    「で、このジェットコースターはどこにあんの?」

    「ぜったい教えない!」

    「まぁ、スタッフに聞けばいい話か。」

    「げっ...」

    そろそろジェットコースター見つけちゃいそうだな...どうしよう...

    「本当にもう...無理なんだってば...」

    私は怖さのあまり橋に突っ伏してしまった

    「そんなに嫌なの?」

    「嫌だよ...怖いもん...!」

    「じゃあ俺が手ー繋いでてやろっか?」

    「うっ...じゃあ...乗る...」

    怖さがましになった気がした。

    開く閉じる

    • 義兄
    • リビング
    • 頭ぽんぽん

    「瀬奈ぁー」

    ソファーでくつろいでいた私に、声が掛かる。

    「あ、お兄ちゃん!お帰りなさい」

    帰ってきたばかりのアイドルオーラむき出しの義兄が、私の後ろに立っていた。

    「ただいま」

    「疲れたよね?」

    疲れきった兄の為にと立ち上がろうとした私を、

    「渡す物があるから」

    と、片手で制した彼。

    そして、お兄ちゃんはいそいそとバッグを漁り始めた。

    「はい、前のお返し」

    私に渡されたのは、見覚えのある袋。

    「えっ?」

    「ホワイトデーだから、これ買ったんだけどね…この前の、美味しかったよ。ありがとう」

    「あっ…うん」

    そしてお兄ちゃんは、私の頭をぽんぽんと軽く撫でて自室へ戻ってしまった。

    そんな彼に、家族だと分かっていてもキュンとしてしまう私。

    袋の中身は、私の大好きな抹茶味のマカロンだった。

    「…ありがとう」

    そんな私の言葉は、部屋に響いて溶けて消えた。

    開く閉じる

    • 家族
    • 階段
    • 髪クシャ

    「んー…」

    私が階段を下りていると、航海(うみ)が伸びをしながら階段を上がってきた。

    私達はお互いの存在に気付き、そのまま擦れ違う。

    私の隣に風が吹き、航海の匂いが鼻をくすぐる。

    「ねえ、」

    思わず、私は彼を呼び止めていた。

    「?」

    階段を上がっていた彼は、その格好のまま私を見下ろした。

    「あのさ、私達って…これって、同居してるって言うの?」

    同い年の航海だからこそ聞ける、素朴な質問。

    彼は何度か瞬きをした後、笑って口を開いた。

    「同居?僕らは、もう家族ですよ」

    その単語は、私がずっと欲していたもの。

    「それに、僕達は…一緒に住んでるんじゃなくて、一緒に生きてるんです」

    出会う前の環境が違くても、幾ら過去に押しつぶされそうになっても、私達は家族。

    「これからも一緒に生きていきましょう」

    彼は私の髪をくしゃりと撫でた後に妖艶な笑みを見せ、階段を上って行った。

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感想ノート

社長のご指名 (眞桜/著)

感想お願いします☆

  • 初めまして。
    読みはじめて一時間もかけてじっくりゆっくり読み進めてました。
    何でしょうか…。
    どこから言っていいか困りますね…苦笑
    まず、事故にあってから…ですかね。
    私は号泣しました。ハイ。
    共感するところが多かったですからね。
    あと、紗衣ちゃん側から見て、父親のことについてです。

    再婚も新しい父親という点では異なりますが、私には父が居ません。
    顔も名前も知らない、何処に居るのか、どんな職業なのか、どんな人物なのか。
    私の母と父は、所謂でき婚というやつで、母からよると父はそうとうだらしなく、私がまだ赤ん坊の頃に離婚しました。
    私は、母に苦労ばかりさせた父を恨む反面、父に逢いたいという望みもありました。
    願いが違うかもしれない。
    けど、父親への感情は共感できました。
    長々とやってしまいましたが、私にとって有意義な時間でした。

    ありがとうございます。

    硴 汐茄   2016/03/14 22:39

  • 初めまして!!
    この話、とっても感動しました。
    章菜の、辛いけど幸せな人生、そして、周りの人の暖かさなど、読んでいて私自身も、幸せな気持ちになりました。
    修一さんの暖かさ、朔夜さんの全てを愛してしまう包容力、そして、ギャップなど、すごくカッコよかったですす!!
    話を読みながら、何度も泣いてしまいました(笑)
    でも、修一さんの、DVDを見るシーン、最高です!
    朔夜さん、章菜さん、そして、紗衣ちゃん、三人が幸せな家族となり、良かったです。
    まだまだ感想が、イイ足りなく思ってしまうほど、とっても良いお話でした。
    眞桜さん、感動をありがとうございました(*^^*)

    May!   2015/07/19 14:32

  • 初めまして!!
    う゛〜この物語とても感動しました〜(TДT)
    紗衣ちゃん、章菜さんの頑張りに私も頑張らなければと考えさせられました!!
    この物語を書いて下さりありがとうございました(ΤДΤ)

    飛裕   2013/02/27 17:53

  • こんにちは、初めまして。
    夏姫です。

    一気に読んじゃいました!!
    とても感動する作品で、泣いてしまいました。

    素敵な作品をありがとうございました。
    これからも頑張ってください。

    汐海 夏姫   2012/10/31 14:57

  • 本編、番外編ともに
    すごくおもしろかったです!
    朔夜さんにドキドキして
    章菜ちゃんに憧れました(笑)

    ぜひ続編がみたいです><//
    応援してます!

    矢野 尚   2011/06/07 15:38