余命はただの予定。 麻貴自身のこの言葉に私達が勇気づけられた。 そうだよ。 出産予定日だって過ぎることあるんだから。 延びる可能性だってあるんだ。 「麻貴っ。」 私は麻貴に抱きついた。 「くっつくなーっ!!」 いつものように怜君が引き離しにくる。 こんなバカ騒ぎがいつまで出来るかなんて私たちにはわからない。 でも1日でも長く3人でいたいんだ。 大好きな3人で…。