「お前を生きたいと思わせてやる、が、そのことを俺に悟らせるな?その時がお前の死ぬ時だ。」 「どうする?来るか?」 生きたいと思う? そんなこと無い。 絶対にそう思うことはない。 だけど私が生きたいと思えるようになれたら・・。 その時は死ぬとき。 いいじゃない、死にたいんだから。 だったら、 「行く。」 「上等だ。」 彼はニヤリと笑うと私を抱えて窓から飛び降りた。