俺様な死神研修生!




ありえないさ。

秋本さんが殺し屋とか。


「そんな子供の世界。」


俺はふっと笑って封筒に手紙を戻し、引き出しの中を開ける前と同じにした。


なぜだか嫌な予感がした。

とりあえず、様子を見ればいい。


あの手紙と死んだ人が一致するわけがない。

ただの偶然。



俺は自分に言い聞かすように心の中で呟いていた。