ふと、目に留まる名前があった。 「山岡・・・4月10日。」 “山岡”。 政治家で今日本を動かしている人物の1人だった。 背筋が凍りそうなくらい冷たくなった気がした。 「意味わかんねぇし。」 がさと引き出しの奥の方で何かが倒れる音がした。 ぐいっと更に引き出しを引いてみれば沢山の白い封筒が束ねられてつんであった。 みればどれも差出人が“D.G”となっていた。 俺はもう止まれなかった。 更にもう一通開いてみる。 「・・・ぁ?」