「できました。」 普通のお昼ご飯。 お客さんといっても特別な料理を作るわけでもない。 「おいしい。」 秋本さんはにっこり笑ってくれた。 近くで見れば一段と不思議な瞳。 白目というわけではない、普通黒いところが灰色っぽい。 「あの、日本人ですか?」 「え?そうだけど?」 「そうですか。」 あぁ、ハーフなのか。 「君は恭汰の彼女?」 「い、いいえ!友達です。」 「そうなんだ~。恭汰も隅に置けないなぁ。」 キラリと光った秋本さんの胸元。 髑髏のネックレスが光っていた。