そんな楽しい帰りだった。 そう、ほんの一瞬。 瞬く間の出来事だった。 俺たち全員が気が抜けてたのかいけなかったのか それとも不運だったのか。 気づいたら夏樹の姿が見えなくなっていて。 振り返ったら・・・・・・・・・・・ 「っ!!」 「夏樹!!!!」 血まみれの夏樹が倒れているだけだった。