「ちょっ、お、落ち着いて!?それなら謝るから!」 あまりにも怒っている様子なので、 とりあえずなだめる。 落ち着いた心は、部屋のドアをそっと閉めて、 ベッドの下に座った。 どうしよう・・・ あの事、話すべき? それとも隠した方がいいの? こんな現実味のない話して、心は引いたりしないかな? 「・・・何があったの?」 あたしがあんまりにも口を開かないものだから、 心も何かを察してか、表情が曇った。 でも、大丈夫。 心になら言える。 あたし達親友だし、もう隠し事なんてする仲じゃない。