あたしは精神障害者だった



全員の視線があたしに注がれた。



テスト用紙が渡され、ここからの私語やよそ見はカンニング扱いとなる。



それでやっとみんなの視線から逃れられた。




静寂した空気がながれる。


『はじめっ!』



女の先生の合図が聞こえる。


テスト用紙のひっくり返す音が一斉に聞こえる。



あたしも同時にひっくり返す。



さぁ、テスト開始だ。