流石に出なかった。
メールを送った。

【どうしても、
輝の声が聞きたい。】

ベッドに寝転がって、
部屋中にある輝のポスターを
眺めていた。

「輝・・声が聞きたい・・。」

何だか自分が虐待されて、
輝に助けを求めている・・・
そんな感じを受けた。

何分・・・。
何時間経過したか分からない。
その日の晩。
輝から電話もメールが、
1度も鳴らなかった。