「恐い」 たったそれだけの思いが僕を押しつぶす。 「恐い」 その感情で体が固まり動かなくなる。 震えがとまらない中、暗闇で 僕は1人、たえるんだ。 急に自分が誰かわからなくなる。 急に回りの人みんな恐くなる。 味わったことのない孤独感に襲われる。 それでも僕は待ち続ける。 光さす、明るい朝が来ることを。 朝起きたら僕が強くなっている事を願って…