図書室の扉を開けると
そこには愛しい彼女がいた。



恥ずかしさのあまり
顔もまともに見れないまま
適当に本をとった。



情けねぇな、俺。



そして適当に座った。



が、俺は運がいいのか悪いのか。



瀧美里の真向かいに座ってしまった。



真っ正面を見れば瀧美里がいる。



ふと親友の言葉を思い出す。



見つめる…か。



俺は瀧美里を見た。



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