「昨日ので終わったと思うなよ。これからが本番なんだから」
「キャハハッ!怖ー、結菜。」
「そんなことないよー」





...いつ、終わるのかな。
こんないじめ...




ずっと続くなんて有り得ない。
もう心が付いていけない。



ボロボロだよ―…





「あっ、もうすぐ時間だよ」
「ちっ。戻ろっかぁ~」
「おい、前咲。チクったら許さないから。」





そう言って未来ちゃん達は出て行ってしまった。





しばらくあたしは動けなかった。






もう、誰のことも信じられない。
もう嫌...






ガラッ





「あれ?」





あたしだけがいる空き教室に、1人の女の子が入ってきた。






...これが、あたし達の出会いでした。