何となく、そんな気がした。 多分...絶対、そうだろう。 思い出す...? あたしは何を忘れてる? ...考えてみれば...大切な何かを、忘れているかもしれない。 「おっ、いたいた」 「えー、これ全部持ってきたの??」 「や、ここに...」 「え?」 「あ、ううん!えへへっ、つい」 未来ちゃんと結菜ちゃん。 あたしは反射的に手紙を隠した。 モヤモヤする。 何かを...忘れてる? 何をだろう...? 「ま、いっか!早く行こー」