そんなに前の話じゃないのにね。 アイツは、あたし達の大切なものを汚した。 最低。 それは、中1の頃。 バドミントンの試合の日。 あたしは...小6の時に急にこの世から消えた親友が生きてた頃にもらったお守りを持って行った。 親友の...桃の手作りだったのに。 「あれ!?お守りがないっ!」 確かに、鞄に付けといたはずなのに―。 「えっ、桃からのヤツ?嘘、何で」 「わかんない、探しに行かなきゃ」 「あたしも行くっ」 どうしても、アレが必要だった。 桃の形見だから。