何、なんか嬉しそうじゃん。 決まったのかな、もしかして。 「あたし、美咲ちゃんとアイとで同じ高校行くんだ!」 え…? てことは、3人で同じ高校行くの? それっていいな。 ちょっと低めだけど、そこだったら安心できる気がする。 楽しそうだし、あたしもそうしようかな。 お母さんもどこでも好きなとこでいいって言ってたしね。 塾の先生とか関係ない! そうしよう。 「…決めたあ」 「え?」 きょとんとした顔で美亜達があたしを見た。