「なんでー」 「3人だけで行くって言う、孤独感さ、アイツに与えようよ」 「でもさ、そしたら一緒に行くとか言いそうじゃね?」 あたしも、それは思った。 「平気っしょ!!だって頭いいじゃん。うち等と一緒にはしないよ、多分」 そっか。 その心配は無いか。 「じゃあ、賛成★」 ******* 美咲side 「じゃあ、今日は解散ね!」 あたしは図書館の近くに止めた自転車に乗ってその場を離れた。 とうとうこの時が来たんだ。 あたしはずっと、決めてた。