・・・やっと人影を見つけた. 歩き続けたすえに、景色は『街のような場所』は『都会のような場所』へと変化していた. 都会と言えども人がなかなかいなく、やっと見つけた人影だった. その人影だが、何かおかしい・・・ どこか歪だった. 不審に思い、私は長く歩き続けた足を止めた. 私の気配に気がついたのか、その人影はゆっくりとこちらへとやってくる. ああ・・・ 良かった・・・・・・ 現実は私の予想を、裏切りはしなかった