《ひょいっ》 体がふわりと浮く感覚に驚いて目を開けた。 「と、東條さん?!」 「早く資料を戻せよ」 私は両脇を東條さんに抱えられられていた。 ササッと資料を戻して下ろしてもらった。 「す、すいません///!」 「全く…。」 てか、東條さんが変わりに戻してくれたら…。 「まあ、俺が得したな。」 「?」 「お前の触り心地、嫌いじゃないな」 東條さんは自分の右胸を、ポン、と抑えながらイタズラな笑みを浮かべた。 …さいってい~!!