「だから、さ。・・・もうやめようぜ、どうせ喧嘩しかしないなら、俺たち一緒にいる意味ないだろう。お前だってさ、・・・いったい俺にどうしてほしいわけ?」


――もっと、好きになってほしい。





あまりに、漠然。
あまりに、恥ずかしい。

とにかく。

私は許せなかった。
この前の土曜日、嘘をついて私じゃない娘と一緒にご飯食べたこと。


その前の日曜日は、別の娘と、カラオケ。

そして、明日はまた徹夜で、マージャン。
・・・帰ってくるのは、朝だからと、当たり前のように彼はメールを作りながら。


手元の文章は、オッケーの三文字。


私、まだ、オッケーって言ってない。