読み始めて5分。沈黙の中に聞こえるとある音のせいで、なんだか居心地が悪い。
「ねぇーあっくん。」
「…今度は何だよ?」
「お願いがあるんだけど。」
「お前の分際でお願いとかいけ図々しいわ。」
「たっ…誕生日プレゼントとしてお願いします!ハニメロのセリフ読んでー!」
「はぁ?お前、今日が誕生日なわけ?」
「ちっ…違うけど…あと1ヶ月はないし。」
1ヶ月未満だから誕生日プレゼントとしてお願いというのも図々しい話ではあるけれど。
「いつ?」
「6月24日。」
「あと3週間くらいか。今日じゃねぇなら却下。」
「今日だったら言ってくれたの?」
「別にそういうわけじゃない。つーかお前に向かって先生のセリフ言っても何のメリットもないだろ。」
「冷たい~…。」
「何とでも言え。お前さ…少し静かにしてらんないわけ?」
「…だって…静かにしたらバレるじゃん。」
「何が?」
「…音。」
「音?」
またしてもあっくんが怪訝そうな顔でこっちを見た。
「ねぇーあっくん。」
「…今度は何だよ?」
「お願いがあるんだけど。」
「お前の分際でお願いとかいけ図々しいわ。」
「たっ…誕生日プレゼントとしてお願いします!ハニメロのセリフ読んでー!」
「はぁ?お前、今日が誕生日なわけ?」
「ちっ…違うけど…あと1ヶ月はないし。」
1ヶ月未満だから誕生日プレゼントとしてお願いというのも図々しい話ではあるけれど。
「いつ?」
「6月24日。」
「あと3週間くらいか。今日じゃねぇなら却下。」
「今日だったら言ってくれたの?」
「別にそういうわけじゃない。つーかお前に向かって先生のセリフ言っても何のメリットもないだろ。」
「冷たい~…。」
「何とでも言え。お前さ…少し静かにしてらんないわけ?」
「…だって…静かにしたらバレるじゃん。」
「何が?」
「…音。」
「音?」
またしてもあっくんが怪訝そうな顔でこっちを見た。



