「祥…さん…のこと…まだ、好き…なの…?」
「そうじゃない。…そんなんじゃない。」
唯を抱きしめるあっくんの腕が、一段と強くなって、唯はというとどうしたらいいか余計に分からなくなってしまった。…すごく嬉しくて涙が出てくるのに、あっくんの言葉の続きを聞くのが怖いと思ってしまう。でも…
「…やっぱり、教えてほしい。あっくんが…あたしを信じられないって思う理由。…それがどんな話でも、あたしはあっくんを嫌いになったりしないから。」
「…情けねぇ話なんだよ。」
「それでもいい。話してくれなきゃ…あたしがどうしていいか分かんないもん…。好きの気持ちだけいっぱい膨れて、でも届かないって辛い…もん。」
「……。」
背中に回っていたあっくんの右手が唯の後頭部に触れる。優しく撫でられて、ドキドキがぐっと増す。
「こんなチビなのに…ホントお前って…強いよな、そういうとこ。」
「え…?」
「…話す。お前が知りたいんなら。でも、目を見て話せる内容じゃねぇんだ。…だから、このままでもいいか?」
「えぇ!?」
ちょっ…それはっ…う…嬉しいんだけどっ…心臓がドキドキしちゃってあたし、冷静に話聞けるか自信が…ない。
「そうじゃない。…そんなんじゃない。」
唯を抱きしめるあっくんの腕が、一段と強くなって、唯はというとどうしたらいいか余計に分からなくなってしまった。…すごく嬉しくて涙が出てくるのに、あっくんの言葉の続きを聞くのが怖いと思ってしまう。でも…
「…やっぱり、教えてほしい。あっくんが…あたしを信じられないって思う理由。…それがどんな話でも、あたしはあっくんを嫌いになったりしないから。」
「…情けねぇ話なんだよ。」
「それでもいい。話してくれなきゃ…あたしがどうしていいか分かんないもん…。好きの気持ちだけいっぱい膨れて、でも届かないって辛い…もん。」
「……。」
背中に回っていたあっくんの右手が唯の後頭部に触れる。優しく撫でられて、ドキドキがぐっと増す。
「こんなチビなのに…ホントお前って…強いよな、そういうとこ。」
「え…?」
「…話す。お前が知りたいんなら。でも、目を見て話せる内容じゃねぇんだ。…だから、このままでもいいか?」
「えぇ!?」
ちょっ…それはっ…う…嬉しいんだけどっ…心臓がドキドキしちゃってあたし、冷静に話聞けるか自信が…ない。



