画面を見ると、さっきの番号。ということは発信者は達也だ。こんな時間に何の用だろう?
「はい、もしもし。」
「…なんだよ、起きてたのか。」
「え?」
この声は達也じゃない。間違いなく…
「あっくん!?」
「あいつが俺の携帯奪ってお前のにかけたんだ。」
「えぇ?そうだったの?」
「あいつも何考えてんだか…。」
「で…あの…なんであたしに電話なんか…。」
「別に。気まぐれ。」
「あっくんが気まぐれなのは知ってるけど…。あたしに電話なんて明日雨?」
「そーかもな。」
「うわ!また棒読みだぁー…『先生』の時はすっごい優しい声出すクセにー!」
時計がいつの間にか59分を指している。
「一度しか言わないからよく聴けよ?」
あっくんの声がいきなり真剣になった。
「はっ…はいっ!」
唯はベッドの上で正座をした。
「はい、もしもし。」
「…なんだよ、起きてたのか。」
「え?」
この声は達也じゃない。間違いなく…
「あっくん!?」
「あいつが俺の携帯奪ってお前のにかけたんだ。」
「えぇ?そうだったの?」
「あいつも何考えてんだか…。」
「で…あの…なんであたしに電話なんか…。」
「別に。気まぐれ。」
「あっくんが気まぐれなのは知ってるけど…。あたしに電話なんて明日雨?」
「そーかもな。」
「うわ!また棒読みだぁー…『先生』の時はすっごい優しい声出すクセにー!」
時計がいつの間にか59分を指している。
「一度しか言わないからよく聴けよ?」
あっくんの声がいきなり真剣になった。
「はっ…はいっ!」
唯はベッドの上で正座をした。



