【Satoshi side】

今日は日曜日。

名前を聞くまではいった。
でも本当に肝心な部分には触れることができない。

出会って2日が経った。

最初のような警戒心を彼女からは感じなくなった。

だけど一線はある。
絶対に踏み込んでくるなと無言のうちに語っている一線が。

彼女は今、バスルームにいる。

女物の服なんて当然のことながら持っていない俺は姉の朱音のところに行った。

それは本当にさっきの話。