「理沙子ちゃんも、かな。」

「理沙子は変わった。」

「人の変化には気付けるもん…ってか？」

「はぁ？」

「お前らは一緒だったから変われたんだろーな。
もちろん良い方向へ向かってさ。」

「何真面目なこと言ってんだよ…
怖ぇよ。お前にんなこと言われると…。」

「んだよ。褒めてんのに!!」

「だからそれが怖いってんだろ？」

「お、理沙子ちゃん。」

「お久しぶりです。ちゃんと挨拶してなかったから…。」

「そんなに気を遣わなくていいのに。
でもおめでとう。それにすっげー綺麗だね♪
聡やめて俺んとこ来ない？」

「え!?」

「じょーだん、じょーだん。」

「おまっ…冗談でもんなこと言うんじゃねーよ。
つーかやらねーし。」

「はいはい。ごちそーさまでした。」

「あ、親父が呼んでる。
行こう理沙子。
また今度、飲みに行こうぜ。」

「おう。」