「俺は絶対にお前を裏切らない。」


真っすぐそう言った。

きっと最初からそうだった。

俺はきっと出会ったあの日から

どこか君に惹かれていた。

あの時、はっきり分からなかったけれど

今なら分かる。


君の震える肩も、真っすぐな瞳も、ツンとしたその態度も、素直じゃないところも…

全てが愛しい。


そこに理由はない。

だけど、想いは本物だ。

想いは見えないから、君が信じてくれるまできっとすごく時間がかかるんだろうけど…

だとしたって俺は構わない。